私が手作りを好きになった訳

      2015/03/03

小さい頃から私は何かを作るのが大好きでした。

空き箱を使って素敵なお家を作ったり、

絵を書いたりするのが大好きでした。

ブロックももちろんもっていたけど、

最初から、作るのが好きで、

お菓子の可愛い空き箱や、包装紙を使って作っていました。

ミニチュアのドールハウスをみると、

私は何故だか、自分がそれを作ってみたくなるんです。

私の父の仕事柄、工作に使う道具や、

日曜大工的な工具、角材等が身近にあったので、

女の子が普通におままごとをする様に、

普通に工作をしていた気がします。

それから、私の父は本を読むのが大好きな人で、私達子供にも、よく本を読んでくれていました。

それが、とても読むのが上手なんです。

ディズニーの絵本、グリム童話、アンデルセン童話を聞きながら、

物語に出てくるお城や主人公のドレス、アクセサリーを想像して、

それを実際に作る様になったのが、

多分、私の手作りの始まりだと思います。

初めて犬を飼い始めた時に、

父が私達に

「どんなお家が良い?」

と聞いたので、

「ハイジのお家みたいなお家が良い!」

と言うと、何日かして、父の会社の人が、犬小屋を届けてくれたんです。

真っ青な色の犬小屋で、小窓が付いている犬小屋。

「パパに頼まれて、みんなで作ったんだよ。

何色にしようかと思ったんだけど、ハイジに出てくる青い空の色にしたよ。」

父は出張が多かったので、その日はいなかったので、

会社の人が届けてくれたんですが、

今でも覚えているほど、キレイな水色の小屋でした。

 

そして、私はお料理人と結婚したのですが、

お料理がすごく上手な主人に褒められるとすごく嬉しくて、

もっと褒められたくて、お料理の本をいっぱい読んで勉強しました。

特にケーキは、生地が膨らむと何だか心がワクワクして、

作るのがとても楽しくなりました。

 

お裁縫や編み物が好きになったのは、子供が出来た時です。

 

出産の準備で、渋谷に新生児のものを買いに行ったときに、

新生児のコーナーに手縫いで作る赤ちゃんの洋服とかいう本が売っていて、

その本に産着から、ベビー服までの作り方が型紙付きで載っていたんです。

その本を買って、渋谷の西武の中の手芸やさんで生地を買って、

子供のお洋服は全部自分で作りました。

実際に産まれてきて、自分が作った洋服を着せると、

何だかとても嬉しくて、いろんな洋服を作ったものです。

買った本にも書いてありましたが、

手縫いすると、とても丈夫で、

子供が動き回る様になっても、なかなか破れたりしません。

それに、私が着替えさせやすい様にアレンジする事もできたので、

とても便利でした。

確か、子供が4,5歳頃までは、全部私がお洋服を作ってました。

ズボンや、シャツ、セーターにベスト。。。

お呼ばれに着ていくスーツも、作っていました。

ただし、悲しい事に我が家の子供は男の子。

私が作った手提げ袋やお洋服は男の子にしては、

可愛すぎて、いじめられたらかわいそうだから、もうそろそろ

アクリル絵具で書いた亀ちゃん

アクリル絵具で書いた亀ちゃん

みんなと同じものにしてあげたら?と主人に言われて、

洋服作りはやめました。

 

でも何故か、大きくなった今も、

毎年冬になると、息子は必ず

「ママ、手が冷たいから、手袋!」

と言ってくるので、手袋は私の手作りなんです(笑)

 

以上が私が手作りが好きになった訳です

 

愛情は目に見えないけど、

強いて目にみえるものとして形にするとハンドメイドなのかも知れないですね

 

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